あごひげりゅーごの一魚一会

北海道の大自然で釣り三昧しているあこひげアングラーです。YouTube⇨【フロムイオル】

海サクラマスの釣り方と実績ルアー、そのアクションのご紹介

今回はタイトルの通りに初心者向けの海サクラマスの釣り方とコツと実績ルアー、用いているアクションを解説しようと思います。

 

気が付くと2年ぶりの更新… この2年間決してネタがなかった訳ではなく

実は2023年、2024年と2年連続で海サクラマスの5kg超えの板鱒を釣ってしまいました。

直近の2024年は積丹から島牧エリアを中心に釣り周り、たまたま調子が良く18回釣行で34本のサクラマスに逢えました。

 

特段釣りが上手!といった訳ではありませんが、自らの知識がアップデートした部分を含めて言語化して備忘録的にサクラマスの釣り方のコツをアウトプットしてみようと思い記事にしてみます。

 

 

とまぁ偉そうに自慢をしましたが実際はサイズは運なのでただ単に豪運なだけ。謙虚な訳でもなく本当にそう思っています。ただし掛かってから取り込むまではちょっと考えていることがあるので後述します。

 

 

2023年の5.2kg(血抜き後計測)使用ルアーはアスリート14ssのCKI

 

 

2024年の5.6kgと4.2kg 使用ルアーはモンスターショット95sのHSF

 

 

まず2024年時点の海サクラマスでのタックルと主に私が使う実績ルアーをご紹介します。

 

 

【タックルセッティング】

 

■ロッド

G craft / Monstersurf 1052TR(パワーはM~MHの間くらい)

 

■リール

SHIMANO / EXSENCE 4000MXG

 

■メインライン

SUNLINE / SIGLON PE×4 1号(16LB)

 

■ショックリーダー

DUEL / 魚に見えないピンクフロロ(20LB)

 

■使用ルアー

Jackson / アスリート14ss

 

 

DUEL / モンスターショット95s

 

 

 

DUEL / ヘビーショット 125s

 

 

 

EndoCraft / Dant 40g

 

 

 

 

タックルとしてはこんなところ。

 

ルアーカラーはそれほど重要視していないですが、

ミノーはシルバー、ゴールド、ブラック 計3本

ジグミノー系はチャートカラー、シルバー、ブラック 計3本

メタルジグはシルバーとブラック 計2本

 

これだけあれば個人的には充分なのでルアーケースが一つで収まる!

重たいルアーケースをゲームベストに入れたままだと身体壊しちゃうから出来るだけ軽くしたいよね…(おじ)

 

 

それでここからが重要なところ。

それぞれのルアーの使い分けとアクション、これが大事だと考えています。

 

ぶっちゃけ海サクラマスは大抵の場合、ルアーはなんでも釣れます。

だからこそ大事なのはその状況に応じたルアーを投げ続けることです。

自分の中でこの状況なら「これだ!」と信じて投げ続けられるルアーの種類とカラーを選び、それをひたすら投げ続けること。これが重要です。

だから自分の中で「これが釣れる」と思えるルアーがあればそれを投げ続けましょう!

 

というのが事実正解だと思っていますが、それを言っちゃうとこの記事のタイトルを変更しなければならないので、私なりのルアーローテーションの流れを記載していきます。

ここからは商品名も交えてお話していくので、事前情報としてざっくりと使用しているルアーの特性をまとめておきます。

 

 

■飛距離

ミノー<ヘビーショット<モンスターショット<ジグ

 

■アピール力

ジグ<モンスターショット<ヘビーショット<ミノー

 

 

・朝マズメ前のまだ暗いとき

ある程度飛距離が出て、浮遊感が有り、スローリトリーブに対応しているチャートカラーのヘビーショット125sで表層を手広くサーチ

もしこの時に釣れたのであれば、その距離感を把握すること。

ミノーで届く範囲なのか、届かない範囲なのか。

 

・日の出前だけど明るくなってきたとき

飛距離が出てとアピール力もそれなりなモンスターショットをチョイス。

晴れていて朝焼けっぽいオレンジな空の色であればシルバー系

曇っていて白っぽい空の色であればゴールド系

周りに人がいなければ扇状にキャストし表層をサーチ

 

・完全に明るくなったとき

シルバー系のミノーでサーチ。澄み潮晴天の場合はブラックも。

周りも見てミノーで反応が無ければモンスターショットで同様にサーチ

少しレンジを入れて(ルアーを沈ませて)潮の効き具合を調べながらやるのも良い

 

・波風がある時

こればっかりは程度にもよりますが、風がある場合はミノーは飛びにくいので風に強いモンスターショットでドリフトさせる事が多いです。ちょっと沈めてから使うのがポイント。

波やウネリがある場合は、ルアーが波やウネリに揉まれて浮き上がりすぎていることが多いです。そのため体感として0.7m以上の波やウネリがある場合はメタルジグでテンションフォールで3~7カウント沈めてから使うことが多いです。

 

・使用ルアーの説明と私が好むアクション

 

①Jackson / アスリート14ss

→メインとなるルアー。基本的に1秒1.5~2回転くらいの速めのただ巻き。

アクションを付ける場合のイメージは魚が居そうな所を速巻きで通し、その後3~5秒くらいかけてゆっくりとリーリングスピードを落としていく。1秒1回転まで落としたら速めのリーリングスピードに戻す。

このアクションの場合は、リーリングスピードが落ちた時か、スピードを戻した時に掛かることが多い。

 

魚が居るのにどうしても食わない!って時(特に晴天ベタ凪)は、5~7回転速巻きしてダートさせたり、ストップさせたり。ドラグギチギチに締めて死ぬほど速巻きするのもオススメ!ただこれはめっちゃ疲れる………

 

基本的にはただ巻きで釣れます。が、アクション入れたくなる気持ちも分かります。ただ「ただ巻きはアクションをさせていない」という考えではなく、「波風で自然なアクションをさせている」って発想を持つとまた考え方が変わってくると思うので、試してみてください。

 

 

②DUEL / モンスターショット95s

5.6kgのサクラマスを連れてきてくれた、とても優秀なサーチベイト!

極小リップが付いているので1秒1.5回転くらいのリーリングスピードで使っても水面を割ることはない。ただし1秒2回転くらいまで速巻きするとルアーがクルクル回ってしまうので注意。

使い方としては、基本ぶん投げてただ巻きで良し。個人的にオススメなのは着水後にスラックを回収してその間沈んだレンジを上げる、魚にアピールする、ラインメンディング、といった意味で約5回ジャークして、そこからただ巻き。たまにロッドを立ててリーリングスピードを上げてルアーを浮かせる動きを入れるのも良い。

リーリングしながら竿先でチョンと軽くトゥイッチを入れるとモンスターショットはふらっと横を向く動きをするのでそれもオススメ。あまり強く入れすぎるとルアーが上を向いちゃうので本当に軽くチョンって感じのトゥイッチがオススメ。でも基本的にはただ巻きでOK

5.6kgのサクラマスを釣った時は遠くで跳ねが見えてジグを通しても食わない状況でモンスターショットを入れたら釣れました。

 

 

③DUEL / ヘビーショット 125s

モンスターショットに比べ浮き上がりにくく沈みにくい、レンジキープしやすいルアー。特性とそのサイズ感と飛距離を活かしてモンスターショットよりアピール力が必要な場合に用いることが多いです。

またモンスターショットよりも速巻きに対応していて、その場合はルアーが弱めのウォブンロールしながらS字を描くようにアクションしてそれがまた良く釣れる。

モンスターショット同様にたまにロッドを立ててリーリングスピードを上げてルアーを浮かせる動きを入れるのも良い。

ただそれでもミノーよりはアピール力は低い。朝イチの暗い時間とナチュラルな動きで誘いたい時はヘビーショットを利用することが多い。ちなみにヘビーショットはヒラメのエサ。

またマズメが終わり魚が沈んだ時、根回りに付いている時等は、そのまま少し沈めてジャーキングでピョンピョンさせるのもオススメ!

 

 

④EndoCraft / Dant 40g

いつでも誰でもどこでも使えるスタンダードメタルジグ!

私は基本的には上記の3種類で自分の釣りを組み立てていますが、この3種類ではルアーが浮き上がりすぎてしまうタフコンディションのときにメタルジグを使います。具体的には強すぎる横風、高すぎる波とウネリのときです。

 

メタルジグも本当に様々な種類が有り、私も色々と使いました。

めちゃくちゃざっくり書くと

動きブリブリ系→カブキメタル、ディアン、岡ジグ

速巻き系→マリ、ジオピック、アイヴ

色々有りすぎるのでこんなところで…

 

2023年は速巻き系でマリ、オールラウンダーでダント、ブリブリ系でディアンの3種類を持ち歩いていましたが、度重なる釣行による腰痛と肩痛によりルアー重量を削らなければ身体がぶっ壊れそうになったので2024年からはタフコンディションでも全てをこなせるダントだけにしました。今ではメタルジグの持ち込みは2本(ダントフルシルバーとブラックシェルのみ)となりました。結果、これで十分釣れます。

ただし2025年は日頃からお世話になっているHayashiCraftさんのSEEKを使おうと思い、ダントは一旦封印してみます。SEEKもまだ少ししか使ったことないですがオールラウンダー系なので特に問題はなく使えると思っています!

 

 

ざっくりと走り書きしましたが雰囲気は掴めて貰えたでしょうか?

 

上記の通りに私がただ巻きを多用しているのには訳があります。

①シンプルに巻きの釣りが好きなこと。

②アタリが分かること。針掛かりしなかった場合はその後に更に速く巻いたりすることで追い食いさせられること。

③ジャーキングでダートさせる釣りはスレ掛かりが多くそれが嫌いなこと。

④ルアーの動きは抑えめにして少しでも良いところに針掛かりさせたいこと。

⑤激しいアクションは小さい魚の反応が良いと感じていること。

こんなところです。中でも④と⑤は大きい魚を狙って釣る為には「やるべきこと」までとは言いませんが「やったほうがよいこと」なのではないかなぁと思っています。

あとは毎日神頼みして日頃を行いを良くする事が5kg超えのサクラマスを釣るのに必要なことです!(マジで)

 

 

タダ巻きで釣った映像です


www.youtube.com

 

 

 

最後にサクラマスを釣るための大事なことの順位として、

 

①ルアーをキャストし続けること

→ルアー交換ばかりしていたら釣れません!

 

②魚が釣れるレンジを通すこと

→ミノーが釣れやすいのは何も考えずに巻いていてもレンジキープできるからという理由もあると思います。波風ウネリが強い日は自分が思った以上にルアーが水面近くまで浮き上がっている事が多いかもしれません。

 

③ルアーは状況に応じたものを選択すること

→過去や朝イチに釣れたルアーを「これが釣れる!」と過信していませんか?

状況(光量・波風)は変わっていくので、その時に応じたルアーを選びましょう!

 

こんな感じです。

 

私は自分の釣りを組み立てるために、頭の中でフローチャートを作っています。

その状況に応じたルアーを選択して、というかこれで釣れる!と信じて、とにかくキープキャストを続けることが海サクラマスに出逢う近道だと思っています。

 

 

皆さんが感動できる魚に出逢えるようにお祈り申し上げます。

願わくば2025年も5kg超えが釣れますように………

 

今から神頼みしておきます!!!

 

それでは。

 

 

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