アキアジ(鮭釣り)をウキルアーで初めてみたいビギナー向けの解説!
あとあごひげりゅーごの謎の拘りも。
・ロッド
正直良く分からん昔から使っているアキアジ用(?)ロッド
長さは10ftちょいの硬さはMH。やや重いので新調したいところではあるが正直アキアジは硬くてゴリ巻きできりゃなんでもいいやってスタイルなのでそんなに拘りはない。
・リール
シマノ/サハラ 4000(ノーマルギヤ)
4000番だと糸巻量がやや不安(下記に記述)だが、なんとかなっている。ノーマルギヤにしたのは単純にゆっくり巻きたいのとゴリ巻きしなければならない時もあるのでギヤへの負荷を考えハイギヤにはしなかった。
・ドラグ設定
もうほぼギッチギチ。思いっきりアワセた時とファイト中にすこーし出るくらい。そこまで重要ではない。
・ライン
ナイロン5号。えっナイロン!?貧乏アングラー!?プークスクス
って聞こえるぞ!?
ただこれが他の人と違う変な拘りだと思う。PEの場合は2号を使う人が多い。
理由としては以下の4つ。
①特有のアタリ対策
アキアジ(鮭)は前アタリが多く2回~8回程度ゴツンゴツンと感触がある。これは私の技術不足もあるのだがどうしても明確にアタリが分かると早合わせしてしまう事が多い...。それを避けるためにわざと感度の鈍いナイロンにしている。
②突然のダッシュ対策
鮭・鱒類に言えることだがアングラーを虜にして止まない突然のトルク溢れるダッシュ力がある。サクラマスやヒラメ等についてはロッドのしなりとドラグの設定でなんとでもなるのだがアキアジにおいては、なんせ隣のアングラーが近いということも有り走られるとオマツリになってしまう。その為、ロッドは硬くドラグも閉めるのでラインにかなりの負荷が掛かってしまう。PEで少しでも傷が付いているとそこから切れてしまうしそれを少しでも防ぐために伸縮性のあるナイロンにしている。
③警戒心対策
これは①にでも繋がることだが鮭はそれなりに警戒心が強い魚だと感じている。①の前アタリが有った時にPEでラインにテンションがしっかりと掛かっている状況だと魚にも違和感を与えやすいと考えている。そのためテンションが掛かりすぎない少し海に漂うナイロンラインとしている。
④メンテナンスの楽さ
ただの面倒くさがりじゃねぇかと言われるとその通りなのだが、ちょっと水洗いするだけでOK。PEだと細心の注意を払っていてもたまに傷が入っていてそこから切れてしまうこともある。アキアジはトルクフルな個体も多いためライントラブルでのバラシの可能性も上がる。
以上の理由からPEではなくナイロンラインを愛用している。
当然私もPE2号でアキアジ釣りをしていたこともあるが、早合わせによるバラシや、アワセ切れやファイト中でのラインブレイク、ゴロタサーフで擦れによるラインブレイク、謎の高切れとまぁ本当に毎度毎度心が折れかけてきた。
これらの私が感じていた問題点を一挙に解決してくれたのがナイロンライン。「道糸がナイロンとか有り得ね~」と思う方もいらっしゃると思うのだが、もし同じ悩みを抱えている人がいればぜひ試してみて欲しい。ちなみに私は去年は鮭をファイトで1本もバラシていない!
・ルアーやタコベイト及びフック。そしてフッキング。
ルアーはほぼピンク系統のケイムラ。タコベイトもピンクや紫のケイムラ。たまにブルピン(ブルーとピンク)系のケイムラやグロー。特に理由はないがピンクでの実績が多い。
そしてアキアジ釣りにおいてはロッドやリールなんて割とどうでもいい。大事なのはフック。ほんとこれ。そしてフックは平行や段差等の2本針が主流だが、謎の拘りが強い私は必ずシングルフック。ファイト中にバラシてしまった事ありませんか?それは恐らくとても硬い鮭の口のフックが貫通していないから。しっかり貫通してしまえば鮭はまずバレない。タモ入れでバッシャバッシャさせても本当にバレない。
アワセにおいて大事なのはただ竿を立てるだけでは想像以上(恐らく1㎏とか)しかフックに力が伝わっていない。ただでさえそうなのにフックが二つなら伝わる力も1/2になってしまう。だからこそシングルフックを愛用している。
フック少ないと針掛かりするのか心配じゃないって方。早合わせしなければ大丈夫なので安心して欲しい。
上述の通りアキアジは前アタリが多い魚だがその前アタリを我慢する。ゴツン・・・ゴツン・・・と来るのを修行僧の様に耐え同じペースでリトリーブする。そうするとウキがグーッと引っ張られ竿先に重みがズシンと乗るのでその時に思いっきり腰を入れてフッキング!そしてその態勢のまま一歩二歩後ろに下がるのがベスト。
2度3度フッキングする方もたまにいると思うが1度のフッキングが緩かった場合やファーストランが止まらない場合は、もう一度合わせるのにテンションを抜けるのが怖いので私はそのまま後ろに下がり、鮭の口を貫通させている。
いいですか?大事なのはゴツン・・ゴツン・・は修行僧の様に耐えることです。
・エサ
これもただの拘りなのだが市販のニンニク塩締めカツオにアミノ酸(味の素)を掛けたもの。それか塩締めのエビ粉カツオが多いかな。釣れる時はなんでも釣れるし、現地調達したウグイがめっちゃ釣れるとかも聞く。身欠きにしんだとウグイが反応しなくて良いとも聞く。これを3cmくらいの短冊切り(?)で使っている。刺す時は必ず皮の方からね。
解説としてはこんな所かな?
これ以上のコツやなんかもあるとは思うけど、もし参考になればと思い記事にしました。
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